緑茶の成分は「身体に良い」と聞いたことはありませんか?でも実際どんな風に良いのか。新型コロナウイルスの蔓延した頃に、「感染症に良い」、あるいは10年ほど前には「ガンに有効」という話題もテレビなどで取り上げら話題になりました。私も、コロナ禍にはできるだけお茶を飲むようにしていました。本当の効果はどんなものか、今一度確認してみましょう。
①緑茶の成分「免疫力」を活性化するカテキン
緑茶に含まれる成分「カテキン」は免疫力を高めてくれる成分です。カテキンは、活性酸素の発生を抑制して細胞の老化を防ぐ抗酸化物質の「ポリフェノール」に分類される成分で、ウイルスが細胞にくっつくのを阻止して、病気の感染を防ぐ効果があります。また、カテキンの一種の「エピガロカテキン」は、免疫細胞の「マクロファージ」を活性化する働きがあり、免疫力アップに繋がります。
②カテキンが身体の自己防衛力「免疫力」を活性化
免疫力が高ければ、体内に侵入してきたウイルスなどの有害物質を攻撃して排除できます。病気を未然に防ぎ健康を保つ「免疫力」は、身体に備わっている自己防衛の力です。
また、傷ついた細胞の修復や老廃物やガン細胞を排除するなどの働きもあります。
免疫力は、腸内環境を整え免疫細胞に栄養を与えることで高められるため、飲食物が大きく関係しています。だから、カテキンを含む緑茶が有効なのです。
③カテキンとビタミンCの免疫力W効果
緑茶は「カテキン」に加えレモンの5倍以上の「ビタミンC」が含まれています。皮膚や粘膜を丈夫にして、病原体の体内への侵入を防ぐ働きがあるビタミンCには、抗酸化作用や免疫細胞を活性化する効果があります。水溶性のビタミンCは熱に弱い成分ですが、緑茶の場合はカテキンが持っている抗酸化作用によって壊れにくくなる相乗効果もあります。
④アミノ酸などの成分でリラックス
緑茶は不発酵茶といって、葉を摘み取ってから早めに加熱して葉の中にある酵素の働きを止め、酸化させていません。これにより、このうま味成分(アミノ酸)が含まれたままとなっています。アミノ酸のテアニンやGABAには、リラックス効果があり、緑茶には、このうま味成分(アミノ酸)を多く含んでいます。家族みんなでお茶を飲むリラックスタイムも、心と身体の両面で大切にしたいですね。
いかがでしたか?茶カテキンの効果に加え、レモンの5倍以上のビタミンCを含む緑茶は、私たちの身体に有効な飲み物です。いろいろな飲み物がある中で、緑茶の成分は私たちの健康に大変有効なことがあらためてわかったのではないでしょうか。生活習慣病の予防と合わせて、食事のお供や、一息いれるティータイムにも、ぜひあらためて緑茶を飲んでみてはどうでしょう。
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